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富士山マラソン結果 [マラソン/ランニング]

初フルマラソンとなった第1回富士山マラソンから早3日。

筋肉痛も癒えて、ダメージもそれほどなく、週末には軽い練習から始められそうかな、というのが現状です。
膝でも痛めないかと思っていましたが、筋肉痛程度で済んでよかったです。

さてさて、人生初のフルマラソンでした。

レース中も山あり谷ありいろいろありましたが、8月後半に左腕を骨折してしまい1カ月近く走れないわ、10月になったら仕事が忙しくなりすぎで、10月は80キロ、11月は60キロほどしか走れていない練習不足な状況と、22キロまでしか走ったことがないのと、当日も疲れが溜まっていて体調が万全でないのが相まって、正直、完走できるか心配でした。

普段は、20キロまでなら1キロ5分30秒程度で走れていたので、後半バテたりしなければ4時間前後で走れそうな気がしましたが、練習不足と経験のない長丁場、体調も今一つなのもあり、1キロ6分くらいに抑えて、エイドやトイレなども考慮して、4時間30分を切るレベルでゴールすることを想定してレースに臨みました。

オフィシャルツアーで前日入りし、参加賞をもらったりして、あとは宿でゆっくりとくつろいだものの、やはり疲れは取れませんでした。

#このツアーで選ぶ宿泊先は当たり外れが大きいようで、私のところは最悪とは言いませんが、残念な民宿でした。
#マイカーで来て渋滞のため走れなかった方が5000人近くいることを考えればマシですけれど。

特に、昔交通事故で怪我した右足は、仕事等で疲れが溜まると即ふくらはぎがつるようになってしまったのですが、数日前からつりそうになる状況が続いており、当日も危うい感じがありました。

入念にストレッチ等をすることで違和感は消えましたが、その心配はあとで現実に。

そんなこんなで、完走できるかかなり心配だったものの、会場への移動途中に見た富士山の雄大さに圧倒され、そんな心配もどこへやら。

オフィシャルツアーの荷物預り所に荷物を預け、スタート地点に向かって歩くにつれ、気合が入り、大会側の荷物預かり所に荷物を預ける頃には、氷点下ではあるものの、寒さも大して気にならなくなっていました。

30分前にヴァーム(顆粒)を飲みレースに備えつつ、待ちました。

#開会式などもありましたが省略w

そして、8時15分、スタートしました。
実際は後方の方にいたので、スタート地点を通過したのが6分45秒後くらい。

そのあとは、最初ゆっくり入って、体が温まったら1キロ6分ペースで走ろう・・・とか思っていたのですが、いきなり尿意を催し、スタートから数百メートルのところでトイレへ。(^_^;)

すでにそこで列に並ぶ状況だったので、復帰に数分かかり、復帰しても、今度は、他の人のペースと合わないため、抜こうと思っても、なかなか抜けず。
下手に抜こうとしてぶつかってもあれだし、無駄に体力を使うのも嫌だったので、うまくスペースを見つけながら走るようにしていきましたが、結構足を使ってしまった感じです。

その後は、7キロ過ぎでヴァーム(顆粒)を飲み、その後はエイドで水やヴァーム、バナナをうまく補給しながら、中間あたりの坂道手前までは1キロ6分ペースで刻んでいました。
風景を楽しむゆとりもあり、雄大な富士山を眺めつつ走ったり、見事な紅葉に目を奪われたりと、非常に楽しみながら走れたので、このままなら想定通りに行けるかなぁ、と甘い考えがチラリ。

速報(参考記録)だと、ネットタイムが20キロで2時間6秒、中間地点で2時間7分40秒なのでほぼ想定通りでした。

問題はその直後で、河口湖から西湖の周回コースに移るところの坂道です。

結構な勾配&長さの坂道だとは予想していたのですが、やはり練習不足のこの身に、さらに20キロ走ってきたところにあの坂道はきつかった・・・

ちょうど西湖の周回を終えたランナーとすれ違っていたため、自分がここまで来るまでの間にさらに十数キロを走っていることにすごいなぁと感動しつつ、自分も気を引き締めて後半を走るぞー、なんて思いながらゆっくりと坂道を登ってはいたのですが、さすがに途中で右足のふくらはぎが悲鳴をあげ、何度もつりそうになってしまったため、歩くことを選択せざるを得ませんでした・・・

坂道を登りきった頃には、両足ともにすでに42.195キロを走り終えたかのような疲労感でガクガクな状態になっており、右足はいつつってもおかしくない状況で、この後、何度も立ち止まることを余儀なくされるのでした。

ちなみに、中間地点までは、それほど立ち止まって足をケアしたり、歩いたりという人は少なかったのですが、坂道以降は珍しくなくなっていました。

そのあとは、もう、ふくらはぎのつりと、徐々に痛くなってきた足の痛みとの戦いで、あまり楽しむ余裕もなくなりました。
前半はだいぶ楽しめたのですが・・・(-_-;)

25キロ付近のエイドで補給しつつ、ザバスピットインリキッドでエネルギー補給。
25キロが2時間42分なので、だいぶペースが落ちました。
足もかなりつらくなってきて、何度も止まって屈伸などして、また走るという状態に。
結局、30キロが3時間26分5秒で、さらにペースが落ちました。

ザバスピットインリキッドでエネルギー補給してラストに備え、少し走り、また立ち止まって屈伸をしていたところ、5時間のペースアドバイザーが後ろからやってきました。

5時間ということは、スタートから5時間なので、一緒についていければ少なくとも5時間は切れるので、がんばってついていくことに・・・
35キロで4時間1分30秒だったので、少しペースは戻りました。

足のこともあり、立ち止まったり、追いついたりしつつ、40キロ手前まではペースアドバイザーについていきました。

しかし、39キロ過ぎに、右足の古傷自体が痛み出し、まったく走れない状態に・・・
ふくらはぎがつるくらいならまだしも、大本が痛くなってしまうとどうしようもなく・・・

ただ、練習しているときに痛くなったときは、うまくすればマッサージしたり、歩いたりしているうちに、痛みが軽減することもあるため、多少なりと回復することを信じて、マッサージしつつ歩きつつで、ゴールを目指すことにしました。
6時間半までは時間がありますし、少なくとも歩ければ時間内にゴールできるはずなので。

だけど、ペースアドバイザーははるかかなたに見えなくなり、ネットタイムでも5時間切りは難しくなったなぁと少し意気消沈。

そのうち、40キロ地点通過。ここが4時間45分ちょうどです。

自分の時計(Nike+ SportwatchGPS)でも、おおよそ4時間44~46分くらいだとわかっていたので、がんばれば5時間切れるかもと淡い期待を抱きつつ、残り2.195キロに挑みました。

しかし、残り2キロが長いんですよね。
あと少しなのに・・・

足の痛みが消えるわけでもなく、相変わらずマッサージしつつ歩きつつで、少しずつしか前へ進めず。

しかし、ここで助かったのが、残り1キロちょっとのところで、古傷の痛みが奇跡的に消えたこと。
相変わらず足はつりそうだし、すっごい重いのだけど、走れるようになった!

残り1キロだし、足がつろうが痛みがぶり返そうが、足を引きずってでもゴールできないことはない距離なので、ここで走らずにいつ走るということで、最後は全力疾走でゴールに向かいました。

この1キロでだいぶ人をよけながら走った印象があるので、かなりの人数を抜いたとは思いますが、最後はもうゴールすることしか頭になかったので、あまり覚えていません。

ゴール後は、半分放心状態で、メダルをもらった後くらいからやっと意識がはっきりし、サンプラザ中野くんがRUNNERとか歌ってるのを聞いて、やっとフルマラソンを走り終わったんだなぁと実感した感じです。

ネットタイムは、5時間27秒。
惜しくも5時間切れませんでした・・・(^_^;)

もっと練習できてればなぁ、あの坂道がなければなぁなどと思う一方、普段平地しか走れてないので、坂道トレーニングの重要性も痛感しています。

次は、3月以降の大会にエントリーしようと思っていますが、その時までにはきちっと練習して、4時間切れるくらいにはなりたいですね。






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